PCゲームの無料配布を毎週行っているダウンロード販売サイトEpic Gamesストアで今週分の無料配布がスタートしました。
今週の無料配布はローグライクRPG「For The King」1本が予告されていましたが、なんとサプライズでサバイバルホラーFPS「Metro: Last Light Redux」が追加され、今週は合計2タイトルが無料で配布中です。
無料配布期間は日本時間2月12日(金)午前0時59分までとなっています。
For The King
ストラテジーゲームをベースにJRPGのようなターン制バトル、さらにローグライク要素を融合させたゲームです。
シングルプレイモードの他、最大3人まで参加できるマルチプレイモードも用意されています。
昨年の4月にも無料配布されています。
ゲームの詳細は上記の過去記事をご覧ください!…と言いたいところだが、とてもじゃないけど詳細と呼べるほど詳細に書いていませんでした///
Metro: Last Light Redux
(参考としてSteam情報を記載していますが、配布はEpic Games版です)
昨年末に無料配布された「Metro:2033 Redux」の続編で、1年後となる2034年の世界が描かれています。
日本語化
【2021年3月13日 追記】
Epic Games版の日本語化はかなり手順が複雑でしたが、有志によりEpic Games版に対応した日本語化MODが公開されました。これによりSteam版やGOG版同様にファイルを置き換えるだけで日本語化できるようになっています!
コメントにて情報をいただきました。ありがとうございます!
導入方法は上記動画をご参照ください。
【追記ここまで】
有志による日本語化ファイルが公開されています。いつもありがとうございます。
Steam版、GOG版はファイルを置き換えるだけですが、Epic Games版はいくつか作業が必要となります。手順はPCゲーム日本語化情報の重鎮、awgs氏が運営する「awgs Foundry」の方で詳しく解説してくださっています。
一応自分なりにスクリーンショットを撮りながら日本語化してみましたので、あまり参考にならないかもしれませんが上記サイトの補足的な感じで何かお役にたてばと思います。(画像はクリックで拡大します。)
1.「Metro: Last Light Redux」データのアンパック
Steamコミュニティにあるリンクからアンパック用のツールをダウンロードする。そのままクリックしてもリンク先にうまく飛ばないので、文字列をコピーして新しいウインドウに貼り付け、先頭に「h」を付けることで正常に開きます。
「unpackerRedux_1.7z」をダウンロード、解凍する。7zというやや特殊な圧縮形式なので、解凍できないという方はフリーソフトの7-Zipをインストールして試してみてください。
解凍すると「unpackerRedux.exe」というファイルが出てくるので「Metro: Last Light Redux」インストールフォルダ(デフォルトでは「C:\Program Files (x86)\Epic Games\MetroLastLightRedux」)内にコピーする。
「unpackerRedux.exe」を実行するとアンパックが始まるので終わるまで待つ。同じ場所に「content」というフォルダが作成されていればアンパック完了です。
2.日本語化Modファイル作成のための下準備
2-1.インストールフォルダから必要なファイルを集める
こちらからMetroRedux日本語化modのソースコード「MetroRedux_JapaneseMod-7.zip」をダウンロードし解凍する。
解凍すると似たような2つのフォルダがありますが、使用するのは「LLredux日本語化mod」の方です。以下「modフォルダ」とはこのフォルダのことを指します。
「LLredux日本語化mod」→「resource」フォルダ内に「unpack」という名前のフォルダを作成する。
「Metro: Last Light Redux」インストールフォルダを開き「content.vfx」「config.bin」「stable_us.lng」という3つのファイルを「unpack」フォルダ内にコピーする。ファイルの場所は下記参照。
「Epic Games」→「Metro: Last Light Redux」→ content.vfx
「Epic Games」→「Metro: Last Light Redux」→ 「content」→ config.bin
「Epic Games」→「Metro: Last Light Redux」→ 「content」→ 「localization」→ stable_us.lng
※ contentフォルダは1.のアンパック作業で作成されたフォルダです。
2-2.IPA明朝フォントをインストールする
こちらからIPA明朝(IPAMTTC00303.zip)をダウンロードし解凍する。
解凍して出てきた「ipam.ttc」ファイルを右クリック→インストール。以上でフォントファイルの導入は完了です。
2-3.改行コードをLFからCR+LFに変更する
modフォルダ内にある「make.bat」をテキストエディタで開く。自分はフリーのテキストエディタ「サクラエディタ」を使用しました。
「名前を付けて保存」画面を開き、下の方にある改行コードの欄を変換なしからCR+LFに変更し保存ボタンを押す。以上で改行コードの変更は完了です。
2-4.翻訳ファイルを最新版に更新する
こちらから最新版の翻訳データをダウンロードする。
ダウンロードした翻訳ファイルをmodフォルダにコピー上書きする。
※ 上書き前にファイルの名前が「MetroLLRedux日本語化作業所.xlsx」になっていることを確認する。違っていたらファイル名を「MetroLLRedux日本語化作業所.xlsx」に変更する。
2-5.dllファイルを入手する
こちらから「LLredux日本語化作業mod(配布).zip」をダウンロードし解凍する。
解凍して出てきた「LLredux日本語化作業mod(配布)」→「tools」→「excel」フォルダ内にあるdllファイル6つをmodフォルダの「tools」→「excel」フォルダ内にコピーする。
2-6.ddsフォルダを作成
modフォルダ内に「dds」という名前のフォルダを作成する。
2-7.make.batの修正
modフォルダ内にある「make.bat」をテキストエディタで開く。(メモ帳でも可。)
43行目「66_FA8EEA67.split」の部分を「31_FA8EEA67.split」に書き換え上書き保存する。
3.日本語化Modファイルの作成
modフォルダ内の「make.bat」を実行、しばらくすると「content.vfx」「content99.vfs0」という2つのファイルが同フォルダ内に出力されます。この2つが日本語化のために必要なファイルです。
最後にこの2つのファイルを「Metro: Last Light Redux」インストールフォルダに戻してあげれば日本語化完了です。
次回の無料配布は…?
来週の無料配布は、SFストラテジーRPG「Halcyon 6」の配布が予告されています。
無料配布スタートは日本時間2月12日(金)午前1時から。
詳細については無料配布がスタートしたらまた改めて記事にいたします。